ウクライナのキーウを拠点に、クラシックなテーラリングと構築的な美学を融合させるブランドLITKOVSKA(リトコフスカ)。
その哲学と服づくりの姿勢において揺るぎない意志を持つ彼らのアトリエでは今もなお、静かにその意志が貫かれ続けています。

LITKOVSKAの服は首都キーウの古い地区にあるかつての工場跡で日々作られています。 その場所で働くのは50人以上の職人たち。日常的に空襲警報が発令され避難を余儀なくされる状況下でも、避難先で生産環境を整えブランドの哲学を投影した服作りを止めることはありません。
ブランドを象徴する言葉に、「There is no wrong side (どちらも正しい)」というフレーズがあります。

これはLITKOVSKAの服において裏も表も等しく美しくあるというだけでなく、その人らしさや生き方に正しさも間違いもないという強いメッセージでもあります。内と外の境界を問い直すようなリバーシブルの構造や建築的かつ詩的なフォルムは、着る人に「あなたのままでいていい」と語りかけてます。左上：LAYERED KNIT CARDIGAN ¥115,500(in tax)
右上：DESTRUCTED CAPELET SHIRT ¥104,500(in tax)
左下：DOUBLE-LAYER LAPEL JAKET ¥202,400(in tax)
右下：LILI PANTS WITH SKIRT DETAIL¥119,900(in tax)
ブランドの哲学を特に象徴するのが「ZIP BAG」。
構築的なジャケットをバッグへと再構成するという実験的アプローチから生まれたこのバッグは、あらゆるシーンでのスタイリングに溶け込む柔軟性と多面的なデザイン性を併せ持っています。
日常使いから旅などの特別なシーンまで、幅広い目的に対応できるバッグ。
ただのアクセサリーではなく、持つ人自身の内面や美意識を映し出す“ 自己表現のツール ”としても機能するLITKOVSKAらしい哲学が息づくアイテムです。

ZIP BAG
¥139,700(in tax)

どんな状況下でも針ではなく意志を動かし続ける。
その揺るぎない姿勢が、LITKOVSKAというブランドの真価です。